デートで高級ディナーのはずが「ファミレスに直行された」。その“失礼すぎる理由”に激怒
「アプリで知り合った男性に、笑っちゃうほど騙された」という女性がいます。都内在住の金子由真さん(仮名・28歳)があるマッチングアプリで知り合った男性は、大手商社に勤務するさわやかエリートイケメンでした。
「プロフィールも変に女子ウケを意識していなくてシンプルだし、アイコンの写真もくどくない。1週間くらいやりとりをして、相手がフルネームを教えてくれたのでTwitter(現X)で検索したら、本人のアカウントを発見したんです」
その内容は、卒業した有名大学の友人と釣りに行っていたり、好きな居酒屋の料理の写真つきで呟いていたり、ごくごく普通だったとか。マッチングアプリでは女性にウケそうないいことばかりを書いたり噓をついたりする人も多い中、彼の投稿は印象的でした。
「書いてあるプロフィールや内容も、私に教えてくれた内容と同じだったので、『ちゃんとした普通の大人で、常識的な人だな』って安心していました。むしろ、『理想的な結婚相手かも』ってひとりで勝手に盛り上がっていましたね」
そして1か月後、ついに直接彼と会う約束を取り付けます。
待ち合わせ場所に颯爽と現れた彼は、事前に写真を交換した彼そのものだったそう。
「マッチングアプリでは、詐欺写真とか、ネット上で拾ったイケメンの画像を勝手に使って女の子を騙す人も結構いるんです。でも彼はそのままでした。SNSで顔写真もアップしているから大丈夫だろうとは思っていたんですが、やっぱり会うまで不安じゃないですか。だけど会ったら実物の方がちょっと可愛くて、でもイケメンで。第一印象は最高でした」
相手も金子さんに終始笑顔を向けて、どことなくいい感じ。いろいろショッピングを楽しんだり、定番のデートスポットの水族館ではショーの時間もチェックしてくれて、待ち時間もなく済んだとか。途中でリサーチ済みのオシャレなカフェに案内してくれたり、金子さんの中で彼の株は上がる一方でした。