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障がい者の恋愛を描いたドラマ『初恋、ざらり』で、専門家が唯一「違和感を覚えた」シーンとは?プロデューサーに聞く

未来では「普通の恋愛ドラマじゃん」と思ってほしい

 最後に北川氏に、ドラマ『初恋、ざらり』をどのように楽しんでほしいのか聞くと、「視聴後には『誰かに優しくしたいな』と思ってもらえれば」と答える。
「初恋、ざらり」

©「初恋、ざらり」製作委員会

「また、これは風間さんが言っていたことで僕も非常に共感したのですが、何年後、何十年後かにこのドラマを見た人が『別に普通の恋愛ドラマじゃん』と思えるような、障がいの有無が恋愛の妨げになっている現在に違和感を抱く作品になっていたら嬉しいです」  様々な人の思いや尽力があるからこそ、多くの反響が寄せられていることがわかった。他者を理解する、他者に優しくする、というキッカケに『初恋、ざらり』がなっていくことを期待したい。 【前回記事】⇒障がい者の恋愛描くドラマ『初恋、ざらり』で、制作が「炎上リスクよりも配慮したこと」。プロデューサーが語る <取材・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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