婚活をサボりながら「いい人がいない」と嘆く37歳女性。“ピンと来ない病”の治し方とは?
恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験“を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、「大人の恋愛で本当に必要なこと」をお伝えします。
「なかなかいい人がいなくて」というセリフは、婚活中の方なら一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。今回ご紹介する真綾さん(仮名・37歳/会社員)も、そんな悩みを持つ女性の一人。婚活中の男女が抱えるこのお悩みに対しては、どのように向き合えばいいのでしょうか。
真綾さんは結婚相談所に登録して3年が経ちますが、いい人に出会えないということで相談をいただきました。話を聞いてみると、結婚相談所に登録はしたものの、真綾さんからアクションを起こすことはほぼない状態でした。
真綾さんが登録した結婚相談所では、毎月お相手への申し込みが10人まで可能。ですが彼女が申し込むのは平均すると毎月1人で、誰にも申し込みをしない月もあるそうです。結局、結婚相談所に登録してからの3年で実際に会った男性はたったの8人。申し込み人数が多ければ必ずいい人に出会えるわけではないですが、母数が少なければ必然的に、いい人に会える可能性も低くなりますよね。
せっかく10人まで申し込めるのに、なぜもっとお申し込みをしないのか質問してみると、「お相手からいいねをもらっても、自分がいいなと思えた人にしか会いたいと思えないんですよね」と正直な気持ちを話してくれました。
「自分からもっとたくさん申し込もうとも思うんですが、彼らのプロフィールを読むと色々と考えてしまって、結局申し込めないことが多いんです……。例えば、住んでいる場所が自分の住んでいるエリアと遠ければ、会うのが面倒に感じてしまうだろうなとか。この人の趣味は私と絶対合わないだろうなとか考えると、手が止まってしまいます」というのが彼女の悩み。
知らない男性と会うのは意外とエネルギーを使うものですし、それなら自分がピンと来た人とだけ会う方がいいという真綾さんの考えも理解できます。実際、申し込み数が少なくても結婚相手と出会える人もいます。しかし可能性を狭めないためには、プロフィールを見る段階ではそれほど選り好みはしない方が良いでしょう。
私は真綾さんへ、“会ってみるべき相手”を見つけるのに大切な「2つのステップ」についてお話しすることにしました。
婚活中の男女の多くが悩む「いい人がいない」問題
ピンと来た人としか会わないのでは、可能性が狭まるばかり
