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「不倫はイヤなのに…」なぜか既婚男ばかり好きになって不倫沼にハマる女性の問題点

相対評価によって独身男性に魅力を感じにくい

AdobeStock_124201644きれいごとを抜きにして説明しますが、恋愛市場には厳然たるランクが存在しており、当然ながらランクが同じ男女だと対等な恋愛ができます。 一方、自分よりランクの高い異性に対して、「かっこいい!」「かわいい!」と感じ、片想いをするというケースも多々あります。 そして、アユさんを口説いてきた“独身の普通の男”は恋愛市場において彼女と同ランクで、“既婚のいい男”は彼女よりワンランク上だったと仮定すると、アユさんが不倫沼にハマりがちな原因が見えてくるのです。 本来なら自分と同ランクの独身男性にときめけるはずなのですが、アユさんの場合、独身男性よりもランクが上の既婚男性と比べてしまうので、相対評価によって独身男性のほうに魅力を感じにくくなってしまうのでしょう。

離婚する気はないが火遊びしたい既婚男性の心理

ここからは既婚男性側の心理を解説していきます。 どうして“既婚のいい男”が自分よりランクの低いアユさんを口説いてくるのか。 それは、既婚者であるという“足かせ”がある状態で火遊びできる独身女性を見つけようとしたら、おのずと自分よりランクの低い女性をターゲットにせざるをえないからです。 既婚男性が独身女性と恋愛をしようとすると、離婚を考えていないのであれば絶対に妻バレしないようにしないといけないため、さまざまな制限が発生します。 たとえば土日祝は家族と一緒にいるので連絡が取りづらくなったり、会えないのでデートができなかったりするパターンもよくあるわけです。また、お泊りで旅行に行ったり、クリスマス当日や正月も一緒に過ごせなかったりと、相手の独身女性に多くの悪条件を我慢してもらう必要があります。 それを踏まえて考えると、既婚男性が同ランクの独身女性を口説こうとしても、女性側からすれば同ランクの独身男性と恋愛すればそんな悪条件を飲む必要はないため、相手にされないケースが多いわけです。結果、離婚する気はないけど火遊びしたいゲスな既婚男性は、自分よりワンランク下の独身女性に手を出そうとします。
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相談者はその“構造”に気付いていなかった…
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