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今が旬の「新米」を最高においしく食べるには?お米のプロがやっていること

NG例②炊飯前にしっかり浸水させる

⇒炊飯器で炊く場合、浸水時間はプログラムに入っているので不要!
浸水時間を長めにとると、おいしくなると思っていませんか?

浸水時間を長めにとると、おいしくなると思っていませんか?

 お米の外袋裏に記載されていることが多いのが、「浸水してください」という説明書き。新米は米表面が柔らかく水分を吸収しやすいため、浸水時間を長くとる必要はありません。  しかも一般的な炊飯器の自動炊飯プログラムには、4つ(吸水→昇温→炊きあげ→蒸らす)が含まれていますから、炊飯ボタンを押す前の浸水は不要なのです。

NG例③水少なめで炊く

⇒現代のお米は、新米も古米も水分量は15%程度。水が少な過ぎると、がっかりすることも。
新米は水分が多いと思って、水少なめにしたくなりますが……

新米は水分が多いと思って、水少なめにしたくなりますが……

「新米は水分を多く含んでいるから水は少なめに……」と考えている人は少なくないでしょう。  実はコレ、ちょっと昔の話らしく、現代のお米は“新米も古米も水分量は15%程度”と決められて出荷されているそうです。  西島さんいわく、「新米だからと、炊く時の水加減を控えたりしないで、まずは目盛りに合わせて炊くようにしましょう」とのこと。  私が実際に検証してみたところ、「目盛りよりやや少なめ=1合(180ml)につき10ml少なくする」と、1粒ずつほぐれるような炊き上がりになりました。
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NG例、4つ目は?
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