
――仕事と子育ての両立の日々はかなり忙しいだろうと思われますが、「休みたい」と思うことはなかったでしょうか?
金「私の場合は、『たまにはゆっくりしなきゃ』『のんびりしなきゃ』と思うのがストレスなんです。体に休みが必要なのはわかります。でも、仕事のことを気にしたまま無理に休む……というのだったら意味がないと思うのです。
『休みたい』と思うのなら休めばいいですが、『休むべき』と考えるのはストレスになります。許される範囲内で、自由に生きたらいいと思います。気になることがあったら休むにも休めません。自分の気持ちのバランスも大切です」
――シングルマザーとして子育てをする中で、金銭面で困ることはありませんでしたか?
金「小学生の頃なんかは、子供の送迎にタクシーを使ったりもしていて、それは安くはありませんでした。ですから、一時的に出費が収入を上回ることもありました。しかし、仕事も子育ても一時的なものではないのです。一時的に失うものがあっても、長い目で見て得られるものが大きければいいのです」
――こんなふうに育ってほしい、というような理想はありますか?
金「自分がレールを敷いたりはしたくありません。子供も1人の人なのでコントロールはしません。自分で生活できる子に育てばいいとは思っています。
そのためにも、子供には多くの選択肢を与えたいと思っています。仕事をして稼いでいる分、子供に還元できます。学校は私立でも県外でもいいし、大学まではやりたいことをやらせてあげたいです」
<取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。