――当時、大変だったことはありますか?
宮崎:大阪に住んでいたので、撮影があるときはお母さんかお姉ちゃんと飛行機で東京に通っていました。V6のメンバーはすごく忙しかったので、普段なら寝ているような時間に収録することがありました。
早朝の収録では、まだ眠いのに起きなくてはいけないのが大変でしたね。長時間になる時は、途中で眠る時間を確保してもらいながら撮影していました。
――チビあゆ時代の収入はどうしていたのですか?
宮崎:母が私の通帳を作って貯めてくれていました。子どもの頃は分からなかったのですが、大人になってから母に聞いてみると「(出演料は)結構ちゃんともらえてたで」と言っていましたが、お父さんが結構使ってしまってたことも後々わかったり……(笑)。でも、私の学費などにも使ってくれたみたいです。
――その後はどんな活動をしているのですか?
宮崎:キッズモデルやドラマのお仕事を続けていました。高校卒業後はスクールオブミュージック専門学校という音楽の学校に通ったり、渡米してエンターテイメントの勉強をしたりして、本格的に歌手を目指していました。とあるきっかけで、3年前から本格的に筋トレを始め、今はパーソナルトレーナーとして指導側もしています。
――筋トレを始めたきっかけとは?
宮崎:歌手の仕事でなんとかやっていきたくて東京でオーディションを受けたり、ダンスや作詞などの活動を続けていたのですが、なかなかうまくいかない時期が続きました。先行きに不安を感じ、自信を無くしていた24歳くらいの時に、新型コロナウイルスが流行り始めてしまったんです。
気持ち的にも活動ができなくなって「これから自分の人生どうしたらいいんだろう」と悩みました。そんな時、近所に住んでいた友達が「余った時間でジムで体を鍛えよう!」と誘ってくれて一緒に通い始めました。
最初の頃はハードなトレーニングをすると「しんどいな」という気持ちが強かったのですが、筋肉がついて見た目が変わってくると「めっちゃ楽しいかも!」とすごくハマるようになりました。