クラスの“一人ぼっち”と“陽キャラ”が、大人になって立場逆転。再会したら「地獄の会話」が始まった|ドラマ『いちばんすきな花』
篠宮は紅葉にマウントをとりたかったのか
篠宮が紅葉にオファーを持ち掛けたことは、“学生時代の感謝”はもちろんだが、“かつて自分を見下していた紅葉を見返したい”という気持ちもあったのではないだろうか。そこを察して、悔しさや悲しさのあまり紅葉はネタばらしをした可能性もある。
これまで表面的な良い人の顔しか見せてこなかった紅葉の嫌な部分、ひいては人間らしい部分が垣間見えたシーンだった。
クラスの中心にいる人たちにも苦労がある
2話でゆくえ(多部未華子)と一緒にバスに乗っている最中、夜々(今田美桜)は「私、グループの中心的な感じだったんですよ。自覚も希望もしてなかったけど、そういう位置づけで」と、望んでいないにもかかわらず、1軍グループに入れられていた過去を振り返る。ただ、クラス内で流行った交換ノートをすぐに書いて次の人に回したりなど、内心ではクラスメイトに嫌われないように必死だったという。
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