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「女だらけの“まくら投げ”大会」に出てみたら…想像と全然ちがった!今も右肩が上がりません<漫画>

選手写真が大変なことに! ポスター撮影裏話

参加した大会は、11月8日に浅草花劇場で開催された「激突1&アマゾネス」というもの。 その中で新しい格闘技として登場したのが、ガチンコでそこそこ重い枕で殴り合う「アマゾネス」ピローファイトでした。ルールは至ってシンプルで、「ポイントになるのは頭(顔)に当たったとき」「枕で押すのは禁止」「落としたら減点」などなど。 ピローファイトの出場選手は、「大会のポスター用に写真を撮って」と言われていたので、ちょっと軽い気持ちで、拳を握りしめて口を真一文字にし、全力で威圧感を醸し出している写真を撮ってみました。自分の中の「格闘家って、なんかこういう気合が入ったポーズと表情が多いよね」というイメージを出来心で再現しただけ。 もちろんこれはおふざけで、さわやかな笑顔の画像を使ってほしかった私。

採用されたのはまさかのこんな写真。大会ポスターの左下にいます

しかし、採用されたのは“いかつさMAX”のお写真。その表情からは、格闘技デビューという初々しさは微塵も感じません。やばい、ミスった。 笑顔のさわやかなバージョンも撮影したのですが、そちらは採用されませんでした。

人生初の格闘技デビュー! 強すぎる相手にビビりちらかす

ピローファイトそのもののルールはシンプルです。ただ、これが結構しんどい。 枕を振り回すと、その重みで自分の体が上下左右に振り回される。耐える筋力も必要だし、振り回す腕力と俊敏性、そして相手の攻撃をガードもしなきゃいけない。 ただ私は「ちょっとは動ける巨木」だったので、「ちょこまか動かず、圧倒的なパワーでひたすら暴走してやろう」というのが狙いでした。
ピローファイト

出場選手のキャラクターによって、試合の雰囲気が全部違うのが面白いです。可愛いコスプレをしている選手も。ちなみに私の試合はバチバチのガチでした

そして対戦相手が発表されます。私の相手は、キックボクシングで活躍していて、しかも極真空手がめちゃくちゃ強い女性。本物のアスリート。ええ……。 開場前にリングでストレッチしているところをこっそり見たのですが、前足が顔につくくらい軽々上がってる。Y字バランスも。 圧倒されながらも会場のすみで真似してみたら、腹につっかえて前足が30センチくらいしか上がらない。Y字バランスも、YどころかTにもならないし、なんならベンツのロゴマーク程度しか上がらない……。だから見た光景は忘れることにしました。
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格闘技のリングに立った時の“不思議な感覚”
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