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秋ドラマの俳優ベスト3。松下洸平の“沼らせ力”も最強だけど、子役出身の“彼”にも釘づけ!

落ち込む妻に梅酒を差し入れ、寄り添う姿にほろっ

また吉岡の演技からは、悠作にも漫画家として輝かしかった時代があったこと、家族や周囲の人たちと時間を積み重ねてきたことが分かるのです。そんな“役の歴史”を感じさせる吉岡の秀逸な演技が特に光ったのが第4話。
万里江は進路のことで息子・順基(作間龍斗)と喧嘩になり、「子育てなんてギリギリ最低限しかやってねぇだろ」と責められました。悠作は落ち込む万里江に義母の漬けた梅酒を差し入れ、「お世辞を言うつもりはないけど、万里江は子育てよくやってきたと思うよ」と寄り添います。 さらに、自分は酔いつぶれて出産に立ち会えず、オムツは3回しか変えたことがないと、ダメエピソードを披露。そうやって万里江の心を軽くしてきた、夫婦の絆にほろっとしました。

映画『ゴジラ-1.0』では打って変わって

そんな吉岡、11月3日から公開中の映画『ゴジラ-1.0』では打って変わってゴジラに立ち向かう真面目な技術者・野田を演じており、ギャップが凄い。改めて彼の芸達者ぶりをしみじみ感じました。
========== 秋になると、ほんの少しだけ憂いを帯びた人に惹かれてしまいます。今回ご紹介したのは、そんな独特なアンニュイ感で惹きつけてくれたお三方。最終回まで、それぞれのキャラクターを堪能したいと思います。 【関連記事】⇒秋ドラマ“絶対面白い”ベスト3。日曜劇場も大期待だけど、『silent』のタッグで間違いないのは 【関連記事】⇒背筋がゾッとする秋ドラマ3選。“家族みんなで復讐”も“パラサイト不倫女”も目が離せない <文/鈴木まこと(tricle.ltd)> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201
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