秋ドラマの俳優ベスト3。松下洸平の“沼らせ力”も最強だけど、子役出身の“彼”にも釘づけ!
『ゆりあ先生の赤い糸』鈴鹿央士

画像:テレビ朝日『ゆりあ先生の赤い糸』公式サイトより
こじらせアンニュイ感がチャーミング
本作の稟久は自分の生きづらさや孤独を受け止めてくれた吾良に心酔しており、自分と吾良のことしか考えていません。吾良のこと以外は気怠(けだる)そうに振舞い、周囲には基本冷徹。特にゆりあには強く当たります。しかし、第5話のラストではゆりあとつかみ合いの大げんかを繰り広げ、感情をむき出しにした鈴鹿の演技は圧巻でした。 醜悪にも感じられるような稟久の身勝手さや生き様を、人間味あふれる魅力へと昇華させているところが、鈴鹿の凄いところ。第6話で、ガラスの仮面ばりに白目をむいたときは吹き出しました。吾良への愛だけを信じる、こじらせたアンニュイな青年・稟久がどんな風に愛を貫くのか、最後まで目が離せません。 【関連記事】⇒『silent』最終回で“湊斗ロス”を訴える人が続出。胸キュン名ゼリフを振り返る 【関連記事】⇒ドラゴン桜で話題・鈴鹿央士「“主演”について綾野剛さんに相談した」


