義父母が事故にあった時、彼女は笑った。“怒鳴られ続けた嫁”が「加害者」になるまで
誰かが死んで喜ぶような人生はつらい
その後、夫が妻子に暴力をふるうようになり、美幸は夫の顔色をうかがって自身も深愛に冷たく当たった。自分が心地よく生きていないと、そのしわ寄せは弱い者に向かっていく。美幸の暗くて重い一面が明らかにされたシーンだった。彼女は実は今も気にしているのだ。義妹のあかりにいわれた「あんたも加害者じゃん」という一言を。
2人でコンドームを買うところを同僚に見られて
それを聞いた店員たちが、そういうことかと納得しているとき、ひとりがつぶやいた。
「ふたりがドンキで買っていたのはコンドームですよ」
夏生、危うしである。


