55歳のシングルマザー、引き出しを1個片づけてから人生が好転。築47年の団地を世界一快適な空間にする整え方
55歳、シングルマザー、子供3人。波乱万丈の人生が180度好転したのは、引き出しを1個片づけてから。そう語るのは、『55歳、小さなひとり暮らし』(大和書房)の著者、しょ~こさん。

23歳で結婚、出産と子育てを経て、インテリア雑誌のライターという夢を叶えます。仕事に主婦業と多忙を極める中、40歳で離婚。部屋は散らかり放題でした。
離婚を機に引っ越したのは、築47年のマンション。相変わらず忙しない日々、片づけなんか気にも留めなかったといいます。やがて新型コロナ騒動で世界が一変。景気も悪く、仕事も減少。しょ~こさんの淀んだ心に吹き抜けたのは、ベランダからの風でした。
「ずっと見て見ぬふりをしてきたけれど、引き出し1個だけならなんとか片づけられるかも」。一陣の風が、人生の上向きスイッチを押してくれたのです。
片づけ。それは生きている限り延々と続く営み。いっぺんにやろうとするのが、そもそも無理なのではないでしょうか。「『片づけがんばろう』なんて力まなくて正解」と本書にあるように、まずは「テンションを上げるために可愛くしよう」と方向性を変えてみませんか。
片づけのための片づけではなく、自分をご機嫌にするための空間づくりに、シフトチェンジするのです。ベッドサイド、テーブル、等々。はじまりは小さな一歩でも、大きな達成感を得られるに違いありません。
どこから片づけよう? と最初に悩みますよね。しょ~こさんは「まず部屋のコーナー一角だけを陣地にとる」と提案。理想は1メートル四方ですが、そこは特にこだわらず50センチ四方でもいいそうです。陣地を決めたら、そこを占領しているものを全部どかします。いったんゼロにするのです。
ゼロ。なんていい響きでしょう。何もない更地を、あなたの「好き」で埋め尽くすのです。「好き」がわからない人は「Pinterest(ピンタレスト)」という無料のアプリがおススメなのだとか。インテリアやリビングなどを検索するだけで、たくさんの写真が出てきます。おびただしい写真を眺めていると、おのずと好みが絞られてきますよね。

ささやかなきっかけで、人は変わる
部屋の一角をゼロにする
どこから片づけよう? と最初に悩みますよね。しょ~こさんは「まず部屋のコーナー一角だけを陣地にとる」と提案。理想は1メートル四方ですが、そこは特にこだわらず50センチ四方でもいいそうです。陣地を決めたら、そこを占領しているものを全部どかします。いったんゼロにするのです。
ゼロ。なんていい響きでしょう。何もない更地を、あなたの「好き」で埋め尽くすのです。「好き」がわからない人は「Pinterest(ピンタレスト)」という無料のアプリがおススメなのだとか。インテリアやリビングなどを検索するだけで、たくさんの写真が出てきます。おびただしい写真を眺めていると、おのずと好みが絞られてきますよね。


