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スーパーの店長と店員の不倫よりももっと闇が深いのは、その息子だった。心の声が怖すぎる

櫻井の瞳が殺気をおびたとき

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』7話より ©テレビ朝日 この情念が不倫以上にヤバい。何せ、深愛への気持ちを募らせ、夏生との不倫関係に気づいたとき、彼は殺意を抱くのだから。隙があれば、いつでも殺しかねない目つき。  櫻井の瞳がフランス人形みたいにキラキラしているだけに、殺気をおびたときがほんとうに怖い。これに比べたら、深愛と夏生との多少のドロドロなんて、大したことないというか。  極めつきが、ハルキの幼馴染である尾崎ちふゆ(原菜乃華)だ。執着と嫉妬の鬼であるちふゆは、ハルキをレイプ魔だとクラスメイトに吹聴して、自分だけのものにしようとする。執拗に追い詰められた結果、彼はどうしたか。

彼女との至福かと思いきや

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』7話より ©テレビ朝日 第5話のラストで、深愛と一緒にいるところへ、ハサミを持って乱入してきたちふゆをハルキは突き飛ばした。間一髪。ちふゆは怪我程度で済んだのだが、いやいやハルキはやっぱり急場で何をするかわからない。  この突き飛ばしを言いふらされたくなければ従えと脅され、ハルキは泣く泣くちふゆに隷属する。あぁ、耐えられない。もうダメだというとき、深愛から連絡がきて、彼女の家に上がりこむ。  夏生の家族の窮地を救うのは自分なんだと救世主気取りの深愛だ。ハルキを手厚く保護して送り返してやる。大好きな彼女との至福。かと思いきや、こういうときにもハルキは時折殺気をおびる。
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実はエディプスコンプレックス?
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