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スーパーの店長と店員の不倫よりももっと闇が深いのは、その息子だった。心の声が怖すぎる

実はエディプスコンプレックス?

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』7話より ©テレビ朝日 朝、深愛の手作りおにぎりをほんとうに美味しそうに食べながら、ハルキは聞く。「深愛さんは、将来、子どもほしいですか?」。深愛は、「うん」と答える。するとハルキは、心の中で、「それは誰と作るつもりなんですか」と呟き、もし他の人なら、「そいつ殺していいですか」と言う。  おお怖っ。もっとも恐ろしいのはやっぱりハルキなのだ。不倫相手である父親を殺し、どこかで母のような愛情を感じている深愛と結ばれたい。ハルキは実はエディプスコンプレックス(一般に“男児が無意識に、同性の親である父を憎み、母に対して性愛的な感情を抱く傾向”のこと)なのではないか。  パラサイト不倫が、何とエディプスコンプレックスにまで行き着いてしまった。それだけ本作の人間関係と恐怖の連鎖、そしてその仕組みは、複雑に入り組んでいるということだ。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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