ドライブ中に「コン」と音がして…コロナ禍に起きた“あり得ない出来事”。「原因はナンバープレートでした」
不安が人々の判断力を鈍らせてしまった
「密を避けて、車での県内移動でこんな思いをするなんてと悲しくなりました。ウイルスは人を介して持ちこまれるから怖いという気持ちはわかりますが、それではいつまでも家から出られません。突き詰めれば、他県への移動のみならず、隣町や隣の市にも移動しないほうがいい。でもそれは現実的ではありませんよね。
人が生きる上で、人とのかかわりは必要です。コロナ流行下では、ウイルスへの不安が大きくなりすぎて、冷静な判断力を失った人が多かったと感じます」
目の前にいる人がどこからどんな用事で来ているのか、これから何をするのか。それは見ただけではわかりません。にもかかわらず「最悪のパターン」を想像して石を投げてしまった人は、きっと不安に推し潰れそうな精神状態だったのでしょう。
必要なのは情報を精査する能力
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!


