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汚部屋かたづけ&17kgダイエットに成功!30歳で絶望しミニマリストに変身できた理由

唯一無二の私を生きる

ここ数年、ミニマリストが増え続けています。流行やオシャレという概念ではなく、あふれかえるものや情報に惑わされず、自分を確立したいと願う人が自然とミニマリストになったのではないでしょうか。 ミニマリスト「世界一の相棒は私」と言うますみさんは、「友達が3人。ママ友0人。フリーランスになったので仕事の人間関係はほぼ0」。一見さみしい印象ですが、ますみさんのように自分自身がいつでも満たされていれば、さみしいと感じないのでしょう。 人生の舞台を整えるなかで、自分と向き合っていくと、自然と取捨選択スキルがアップします。永遠ではない時間とエネルギーを無駄にしないために、本当に必要なものや関係性を吟味するのです。 「大切なのは、今日1日を心地よく過ごすこと」。これがますみさんの基本理念。やはり、自分にとって何が「心地いいか」がキーワードなのです。 今日という1日もまた、自分が主役の舞台。何を食べて、何を着て、どう過ごすのか。誰かの目を気にするのではなく、自分の五感と心がワクワクするものを全力で選ぶのです。

おうちを整えれば、感情や思考が変わる

「部屋の片づけは人生を変えるための『準備』だった」というますみさん。ものを手放している半年で、人生がおどろくほど様変わりしました。 ものとの決別は、いわば過去の自分との決別。自分を好きになりたいからこそ、嫌いだった自分を少しずつ切り捨てていくのです。 かつては納得していたはずの「もの」と「ものを買った自分」とサヨナラするのは、単純につらくて悲しいかもしれません。とはいえ、かさぶたを剝がさないと新しい皮膚が生まれないように、勇気を出して過去から脱皮すれば、必ず未来がひらけます。 私達も人生の整理をはじめてみませんか。 <文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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