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16歳息子に不倫を責められた父親の“一言“が最低すぎる。ドロ沼不倫の行く末とは

まともな精神状態の人はいない?那須川家の人々

『泥濘の食卓』 待て待て。確かにハルキの気持ちは、高校生なりに等身大のピュアなものではある。でも彼の気持ちが募ればつのるほど、闇が深い屈折した感情が、泥濘の中から噴出してくる。  常に満たされない不安から不倫を繰り返す夏生にしろ、精神を錯乱させるふみこ、そしてハルキにしろ、那須川家の人々にまともな精神状態の者なんていやしない。  第8話ラスト、ふみこはついに深愛と夏生との不倫に気づく。ハルキに真実を聞こうとする。パラサイト不倫にとことんまで蝕まれたこの家族に救いはあるのだろうか……。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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