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正月の「お雑煮」が子どもの頭を良くする“3つの理由“。東大卒ママが実感

お雑煮のメリット③ご当地食材を知り食の多様性を理解できる

博多雑煮に使われるかつお菜

博多雑煮に使われるかつお菜。知らない食材に触れることで、子どもが食の多様性を理解できるようになります。そういう意味で、雑煮は絶好の食べ物

 厳格に家の味があるという家庭もあるかもしれませんが、あえて他エリアの雑煮に触れてみることは、子どもの価値観を楽しくおいしく広げることにつながります。  我が家では全国さまざまな雑煮を作って食卓に出しているのですが、そのおかげで野菜の原産地に詳しくなりました。  また、自分が食べたことのない味を知ることで、食の多様性を理解することもできるようになります。ここで重要なのは、親の姿勢。我が家の味を大切にしながらも、他の味に対する興味や理解を健やかに育むことは可能です。  さあ、いかがでしたか? 一年の幸せを願いながら、お雑煮作りを親子で楽しんでみてくださいね! <文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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