クリスマスの食事、全部買ったものでもいいけど…“2000円以内で1品だけ”手作りするなら
一品だけ作るなら、ケーキです。
こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育」についてさまざまな実践法を提案しています。
もうすぐクリスマス。冬休みやお正月もあり、子どもにとってはワクワクするシーズンがはじまります。しかし特別な食事やプレゼントを準備する親にとっては、気が重いと感じてしまうときもあるのではないでしょうか?
特にクリスマスについては、全部買ったものだとなんとなくモヤッとする、手作りしたいけれど自信がないなどの悩みもあって当然です。
そこで今回は、クリスマス準備問題を少しでも解消できるアイデアがないかと考えました。大切なのは、準備する側のママやパパに精神的・経済的負担がかかりすぎないこと。
そこで、“一品だけ手作りをするという想定”で、子どもと一緒に失敗なく、節約にもつながるクリスマスケーキを作ろう! というのはいかがでしょうか?
決して難しくはありませんし、特別な器具も必要いりません。それではさっそく、私が小学2年生の息子と一緒に作ったクリスマスケーキを2種ご紹介しながら、話を進めていきましょう。
豪華なクリスマスケーキを購入するとなると、4000円以上するのが当たり前になりつつある今、自宅でリーズナブルに、失敗なく作ることを考えてみました。
基本的な考え方は、「ケーキのパーツを集めて、組み立てを親子で楽しむ」ということ。特別な味付けが不要であるため失敗はありませんし、多少崩れても大丈夫。上手に作れることよりも、子どもが楽しみながら頑張って作る姿勢のほうが尊いものです。
土台となるケーキスポンジはスーパーなどで400~500円程度で購入することができますから、自分で焼く必要はありません。生クリームは砂糖があればホイップクリームを作ることができますし、最近ではホイップ済みの商品も登場しています。
手作りの強みは、子どもが好きな果物を自由に使えること。イチゴである必要もありません。生クリームを塗るヘラは普段使うようなバターナイフで十分ですし、シロップを塗るハケは100円ショップで購入できます。
クリスマスに一品だけ手作りするなら?
手作りケーキは2000円で作れてしまう
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