茅乃舎が開催した「お雑煮食べくらべ会」に親子で参加しました。小学2年生の息子は5エリア(関東、博多、関西、新潟、島根)の雑煮を同時に食べながら、真剣な表情でメモを取っていました。
親に言われることなく、こんなにも集中して積極的に取り組む姿は、なかなか見たことがありません。どんな違いがあるのか? おいしいのはどれか? について自分の力で取り組むことこそが、真の知的好奇心向上につながることを確信しました。
しかしながら家庭でこんなにも多種類を作ることは難しいでしょうから、日にちを変えて2種類の雑煮(例えば父方と母方、関東風と関西風など)を作ってみるのはいかがでしょうか?

真剣に食べ比べに取り組む姿を見ると、親として頼もしく感じました
最近のスーパーでは、丸餅や角餅はもちろんのこと、ご当地食材も購入しやすくなっていますから、想像以上に他エリアの雑煮が作りやすい環境になっています。
お雑煮のメリット②本格的な旨味を知るチャンスになる

本格的なあご(飛魚)の焼き干をはじめて見た息子。お雑煮は本物を知る機会と捉えることもできます
“本格的なだし”に触れることが難しくなりつつある現代。お正月をいい機会と捉え、ホンモノのだし食材を知るチャンスにしてみるのはどうでしょうか?
茅乃舎のイベントで我が子は初めてのあご(飛魚)の焼き干に深く感動していました。年末年始はこのような食材が手に入りやすくなっていますし、粉末だしであっても余計な添加物が入っていない商品も出回っていますから、自分にとって無理のないレベルのだし食材を探してみましょう。
ちなみに旨味は子どもの舌でもしっかりわかる味覚の一つ。しっかりだしの効いたおいしい雑煮を食べさせてあげることは、子どもの喜びにつながります。