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便秘や疲れの原因に!「腸内の“カビ”」が増える生活習慣ワースト5。甘いモノの食べすぎも要注意

便通が悪い、疲れが取れない、甘いものが欲しい、集中力が続かない……など、もし1つでも当てはまったら、それはカンジダ菌のせいかもしれません……! 健康についてよく調べている方なら、「カンジダ菌」という名前を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。特に女性であれば、膣カンジダは有名ですよね。
体調が悪そうな女性

写真はイメージです(以下同じ)

カンジダ菌はいわゆるカビの1種で、口や皮膚、膣などさまざまな場所に住み着いています。そして、今回注目したいのは「腸内の」カンジダ菌。カンジダ菌による悪影響は、誰にでも起こります。今回は、カンジダ菌が増える5つの原因や対策をお伝えするので、少し意識してみてくださいね!

腸内のカビ「カンジダ菌」とは

腸内細菌といえば、善玉菌や悪玉菌が有名かもしれません。カンジダ菌は、そのどちらにも属さない変わり者。上述の通り、カビの一種です。カンジダ菌と一言にいっても、いろいろな種類がいるのですが……特に悪影響が大きいのは、カンジダ・アルビカンスと呼ばれるカビです。 腸内には、人それぞれ違いはありますが、カンジダ菌が定着していると予想されています(※1)。では、カンジダ菌の何が問題かと言うと「悪い方向に変身」するところが厄介なのです。実は、カビといっても、普段はすごくおとなしい特徴があります。 ですが、腸内環境が悪くなったり、カンジダ菌のエサが多くなりすぎて増殖すると、悪党に変身。1年腸組のクラスメイトで、いつもはおとなしいのに、たまにハメを外して暴れちゃうカンジダ君……みたいなイメージでしょうか。その結果、腸の細胞に穴をあけ、粘膜を傷つける可能性があるのです(※1)。

カンジダ菌による体への悪影響

具体的には、腸内のカンジダ菌が増えることで以下3つの影響があります(※2)。 ・便秘や下痢など便通が悪くなる ・疲れが取れない ・集中力の低下 カンジダ菌が厄介なのは、私たち人間に必要な栄養素を奪ってしまうところ……! 特に、カンジダ菌はミネラルの1種である「鉄」を奪ってきます。鉄は、赤血球(正確にはヘモグロビン)を作る材料の1つで、全身に酸素を届けるために大切です。 なので、カンジダ菌に鉄を奪われてしまうと、いわゆる貧血の状態に。特に女性は、男性よりも1日に必要な鉄の量が多いので、カンジダ菌の影響を受けやすいと言えます。
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腸内のカンジダ菌が増える5つの原因
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