――会社には「上や下などの役割」があると先程おっしゃっていましたが、上下関係などについてはどう考えていますか?
金「会社にはもちろん、上下関係がありますが、すべては役割だと思っています。
上だからえらいという訳ではなく、上の立場になると見返りも増えるかも知れませんが、その分責任やリスクも増えます。
例えば企業としては、社員はクビにはできないけれど、役員はできるのです。権力がある立場ほど、リスクも大きいです。
上も下もそれぞれの役割という認識で、それぞれのポジションを理解することが大切だと思っています」

――会社を設立して代表になったばかりの頃から比べると、金さん自身にも変化はありましたか?
金「はい。最初の頃は自分がとにかく頑張って、みんなの責任を持とうと思っていました。
でもそうではなくて、実はみんなが庇ってくれていて、1人じゃないと気が付きました。
とにかく全力で走ろうとしていましたが、マラソンと同じで、ずっと全速力ではいられません。全速力は期限を決める必要があります。
現在は、マラソンだけどみんなと力を合わせて、リレーができることに気が付きました。最初の頃と違いますね」
<取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。