Lifestyle
Human

86歳の田村セツコさんはオシャレで、歯はすべて自前!ちょっと変わった健康法で元気に

マイナスよりもプラスの見方を

田村さんのイラスト

田村さんのイラスト

「86歳は、明日なにがあってもおかしくはない年齢です」現実的に、86歳はそういう年齢かもしれません。しかし「動けなくなったり、意識しないのに倒れたり。その時はまた新しい世界を冒険するのだと思います」と、田村さんはプラス面でとらえています。 人生は多面体で、見方によって光にもなれば影にもなります。スマートフォンで写真を撮るように、どこにフォーカスをあてるかによって、見える部分がズームアップされるんですよね。どうせなら、マイナスよりもプラスの見方をしたくありませんか。 今あるプラス、今、私が持っているプラスに目を向けて、あとは「気にしない」。これが田村さんの健康のベースになっているのでしょう。

ちょっと変わった健康法

「わたしの健康法ってとってもへんてこりんなのです」との言葉どおり、田村さんの健康法はすべてオリジナル。その中でもユニークなのが「膨(ふく)らんだ袖(そで)の健康法」と「『赤毛のアン』健康法」。 田中セツコ2「膨らんだ袖の健康法」は、膨らんだ袖の服を着ると元気が出る!というもの。これってすぐにでも応用できると思いませんか。 必ずしも膨らんだ袖でなくてもいいのです。TPOや流行を無視した自分用の推しアイテムを用意して、テンションが下がった時に身に着けます。コスプレでももちろんOK。 次の「『赤毛のアン』健康法」は、自己暗示の魔法です。アンの名台詞「わたし、楽しもうと固く決心すれば、いつだって楽しめるタチなんです」に習って、「楽しい」の思い込みに浸るのです。 健康は誰かからもらうのではなく、自分で作り出すもの。こんな些細な工夫が、毎日を生き生き過ごすコツなのですね。
次のページ 
ストレスへの対処法は?
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ