予告映像だけですでに心を掴まれたのが『春になったら』（関西テレビ・フジテレビ系、月曜よる10時～／1月15日スタート）です。奈緒と木梨憲武がダブル主演で、3カ月後に結婚する娘と3カ月後にこの世を去る父という親子を演じます。 母を亡くし、反発しながらも支え合ってきた父娘が「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いたハートフル・ホームドラマ。 近年の話題作、“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの奮闘劇『ファーストペンギン!』（日本テレビ系）や、セックスレス夫婦を描いた『あなたがしてくれなくても』（フジテレビ系）の主演を務めてきた奈緒。共演者との掛け合いを通して、作品の魅力を引き出すのが上手な俳優です。一方、連続ドラマ主演は24年ぶりとなる木梨は、芸人だけでなく歌手・アーティスト・声優と幅広い活躍し、俳優としての評価ももちろん高い。そんなふたりが織りなす会話劇に、予告編の冒頭数秒で引き込まれてしまいました。 脚本を担当するのは、ドラマ『HERO』シリーズ（フジテレビ系）、NHK朝ドラ『まんぷく』、『先に生まれただけの僕』（日本テレビ系）などオリジナル作品に定評のある福田靖氏。設定だけで泣かせるような“お涙ちょうだい”ではなく、人と人との繋がりを改めて大切にしたくなるような温かい作品になるのではないでしょうか。