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冬ドラマ「絶対に面白い」5選。日曜劇場も大期待だけど、“日曜のもう1本”こそ必見のワケ

厨房のありす

最後にご紹介したいのは、門脇麦が主演を務める『厨房のありす』(日本テレビ系、日曜よる10時30分~/1月21日スタート)です。
「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の天才料理人・ありす。ありすの家族にまつわる過去の事件を解き明かすミステリーを交えながらも、温かい言葉とごはんで絆を結ぶ物語です。

生きづらさを抱えた役を演じるキャストに注目

コミュニケーションが苦手で、不器用ながら懸命に料理で人と繋がろうとする主人公・ありす。清純派から悪女、サイコパス等々、実に幅広い役どころを演じてきた門脇が、どんな風に演じるのかがまず楽しみです! 共演者たちも個性的な役どころを演じます。大森南朋は、ありすと暮らす心優しいゲイのシングルファーザー。前田敦子が元ヤンでありすの親友。永瀬廉(King&Prince)は、ありすの店に転がり込む謎の青年。予告映像では泣きながらありすのご飯を食べているシーンがあり、何を抱えているのか気になります。 「多様性と相互理解の大切さが謳われる現代社会。それでも今、私たちの心の中に、まだバイアスはあるんじゃないだろうか? そんな疑問から、この作品は始まりました。」という本作(ドラマ公式サイト内「制作によせて」より)。このメッセージを読み、ぜひ観たいと思いました。丁寧な取材と熱意をもって制作されるドラマは、きっと視聴者の心に届く作品となることでしょう。 ======= 地上波のドラマ放送枠がプライム・深夜帯ともに増えている昨今。サブスクでも多くの作品が展開されていますが、今回紹介した5作品は観て後悔しないドラマになること間違いなし! もちろんお好みはあると思いますが、冬クールドラマ鑑賞の参考にしていただけたら何よりです。 <文/鈴木まこと(tricle.ltd)> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201
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