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「40歳までにママになれたらいいなぁ」37歳バリキャリ女性の誤算。厳しい現実を伝えると…

 恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。これまで3500名以上の女性をサポートしてきました。
こめだゆきさん

こめだゆき

 かつてはネガティブで彼への依存が激しい「ブス彼女」だった筆者。自分と向き合うことで「人は変われる」を自ら体感してきた経験から、誰も教えてくれない「幸せな結婚を叶えるために重要なこと」を、相談事例を通してお伝えします。

37歳バリキャリ女性「わたしもそろそろ…」

 婚活をし始めた由梨恵さん(仮名・37歳)は証券会社で働くOLで、いわゆるバリキャリ。  これまで結婚に対して漠然としか考えておらず、出産に対しても40歳までにママになれたらいいなとふんわりと考えていました。ところが、周りがどんどん結婚し始めて子どもを授かるのを見て「わたしもそろそろ結婚して子どもがほしい」と本格的に婚活をスタートします。  ところが、マッチングアプリで婚活しても、いいねをしてくれるのは40代50代の男性ばかり……。 由梨恵さん「結婚して子どもが生まれて、パパがこんなにおじさんだったら、子どもがかわいそうじゃないですか。だから同世代や年下とマッチングしたいんです!」

30代後半の女性は5人に1人が不妊

頭を抱えて悩む女性

※イメージです(以下、同じ)

 由梨恵さんの頭の中には自分が高齢出産にあたるという考えはまったくなく、今から婚活して結婚したらすぐ授かれると思っていました。 筆者「由梨恵さん、女性の妊娠できる力って35歳以降ガクンと下がることを知っていますか?」 由梨恵さん「聞いたことありますけど、40歳超えて子どもができた先輩もいるし、芸能人もいますよね。だから37歳だったらまだ大丈夫だと思ってます。特に持病もないですから」 筆者「たしかにそういう人たちもいます。でも事実、妊娠できる力は下がっていくんです。日本生殖医学会のHPにも『不妊の頻度は25歳~29歳では8.9%、30~34歳では14.6%、35~39歳21.9%』と書かれています。つまりざっくり、30代後半だと5人に1人は不妊なんですよ」
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「不妊治療すれば、授かれますよね?」
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