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猫嫌いの住人に雑に扱われ泣き叫んでいた“3匹の子猫”。7年後のふくふく姿に和む

手のひらサイズの3兄弟が“ふっくらにゃんこ”に成長

 当時、イマ太さんは保護ボランティア宅から2匹の猫を迎えようと考えていましたが、事情を聞き、消えてしまうかもしれない3兄弟の命も救いたいと感じたそう。そこで、検討していた猫たちと共に3兄弟も自宅へ迎え入れました。
黒猫

お迎え当日から膝の奪い合いが始まった

 幸い3匹に怪我はなかったものの、お腹には寄生虫が。イマ太さんは動物病院で処方してもらった薬を与えながら、不安そうに泣き叫ぶ子猫たちをケアし続けました。 「当時、我が家には高齢猫や介護が必要な子など14匹の猫がいましたが、なるべく3兄弟に寄り添い、安心させました。寝る時間を削り、お母さん代わりにトイレや食事など、いろいろなことも教えました」  誰かひとりが鳴くと共鳴することから音楽を連想し、3兄弟の名前は樂(がく)くん、律(りつ)くん、音(おと)くんに決定。  3匹はお迎えから数ヶ月後には、テレビや座椅子を破壊するほどのやんちゃにボーイに成長。勝手にLINEを送るなど猫離れした行動に驚かされたこともあります。

3匹の性格はさまざま

黒猫

テレビで遊んじゃった……

 やがて、3匹は各々の個性を発揮。例えば、長男の樂くんは強そうに見えるのに、ビビリで一番の甘えん坊というギャップの持ち主。対して、次男の律くんはツンデレで神経質な慎重派。兄弟の中でもっとも小さい音くんは意外にも一番気が強く、喧嘩が得意です。
黒猫

いつも兄弟の誰かとシンクロしている

「全員、ちょっとした物音で大パニックになりますし、まだ自分は小さいかわいい子猫だと思っている節もあります(笑)」  手のひらサイズだった3匹は来客から「犬かと思った」と言われるほど、ふっくらにゃんこに。みんなで遊び、YouTubeを見ながら、穏やかな日々を謳歌しています。
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突然死の宣告を受けたイマ太さん
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