「不妊治療の協力は可能ですか?」初対面から質問攻めする41歳婚活女性の“手痛い失敗”
恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験“を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、「大人の恋愛で本当に必要なこと」をお伝えします。
いいなと思う人と出会っても、関係を構築するまでにいたらず、また次の人を探してというループに陥ってしまう婚活女性も多いものです。今回ご紹介する真美さん(仮名・41歳/会社員)も、男性と知り合っても深い付き合いまでいかないのがお悩みでした。
真美さんは、大学生の頃に恋人のような付き合いをしている一つ年上の先輩がいました。告白されたわけではなかったものの、男女の関係だったそうです。
にもかかわらず、ある日友人から、その先輩には彼女がいるという衝撃の事実を聞かされ、思い切って彼に聞いてみたところ、「ごめん、真美がそういう風に思っているとは知らなくて……。俺は付き合っている気はなかった」と言われ、深く傷ついてしまったそうです。
「その経験がトラウマになって、それから恋愛らしい恋愛はしていません。どうしても男性を信じられないんですよね。でも、結婚はしなくてはと思って、3年ほど前から婚活を始めました」と話す真美さん。
しかし、マッチングアプリで出会った男性は、すぐにホテルに誘ってくる男性もいて、真剣に付き合おうと思っている態度の男性が現れなかったため、すぐに結婚相談所に入会したそうです。
「結婚相談所なら、浮ついた男性は少ないのですぐに結婚相手に巡り会えると思ったんです。でも、紹介してもらった男性にも何人か会ってみたものの、男性への不信感が先行してしまい、なかなか関係が発展しないんです」と、困った表情を浮かべる真美さん。
よく話を聞いてみると、1~2回しか会っていない段階で「お仕事は何をされているんですか?」「残業は多いですか?」「子供は欲しいですか?欲しい場合は不妊治療の協力は可能ですか?」「今まで浮気をしたことがありますか?」といった直球の質問をぶつけていることがわかりました。
LINEでもこのような調子なので、次のデートに誘われません。どの相手とも、途中で返信が途絶えてしまっているようでした。
過去のトラウマによる男性への不信感
怒涛の質問攻めで男性を厳しくジャッジ
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