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37歳の実家住み女性が“幼いおばさん”になったワケ。汚部屋でメイクするからとんでもない顔に…

楽天市場のお買い物マラソンに依存する37歳

真由さんは洋服やコスメをほとんど通販で購入していました。ECサイトが今のようにメジャーになる前から、汚部屋女性の多くは通販で洋服を購入しがちな傾向がありました。お店で試着してサイズ感や素材を吟味して服を買うということがあまりないのです。 スマホ筆者は10年ぐらい前に、ブログで汚部屋女性を募集して片付けに行くという企画をおこなったことがあります。ある女性の部屋からは、通販で買って値札が付いたままの服が何着も出てきました。 さらにコロナ禍の影響で、アパレル各社がECサイト運営に力を入れるようになってきています。 真由さんは楽天市場で服やコスメを購入することが多いそうです。毎月のお買い物マラソンが始まると、ポイントも貯まるし、各社がクーポンを発行するため「買わないともったいない」と思ってしまうのだとか。 ストレスが貯まると買い物をしてしまうという真由さん。楽天が潤っただけで、微塵もおしゃれになっていないのが怖いですね。

メルカリで売ろうと思って捨てられない

もちろん、通販で服を買う人が皆さん汚部屋になるわけではありません。汚部屋になる人は、とにかく捨てられないのです。 私は真由さんへ、婚活の前にまずは脱汚部屋が先だとお伝えしました。 彼女も同意してくれ、まつ毛パーマは予約を取りやめ、カラコンは使い切ったら追加購入しないことにしました。20代の時に購入したブランド品を捨て、次に2カ月ほどかけて37歳が使うには若すぎるアイテムを捨てました。 フリマサイト初めは捨てずに「メルカリで売れると思うから」と出品しようとしていました。メルカリでいつかは売れるかもしれませんが、それではいつ手放せるのか、見通しがつきません。もうすぐ38歳になってしまうのですから、大事にすべきは、モノよりも時間なのです。 説得の上でやっと、グリッターなどを思い切って処分しました。 次は通販で購入した服ですが、「まだあまり着ていないし」といって仕分けがはかどりません。真由さんの場合、着ない服に合わせて、組み合わせしやすい他の服を買い足そうとする癖もありました。それではさらに服が増えてしまいます。そこで、手持ちアイテムで着こなせない服は捨てることにしました。
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貴重な若い日々さえ無駄にする汚部屋は、本当に怖い
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