Entertainment

“まー君呼び”がいまだにしっくりきてしまう34歳俳優。最近のキモさ限界突破具合に注目

キモさレベルが限界突破

 オフィスでのひと幕。伊藤沙莉がチュロスを一口食べようとすると、向かいに座る岡田将生が、かぶりつきで聞く。「チョコがなめらかになったんだよね?」。それがどれくらいなめらかなのかをダンスでいきなり表現する。 「これくらいなめらかかなぁ」とオフィスフロアーをいったりきたり。足さばきは、横ムーンウォークみたいで、確かになめらかな動きだけれど、キモさレベルがとうとう限界突破してしまった(このなめらかな動きが、岡田本人によるものか、ダンス監修者との合成であるのか、ネット上では話題)。  3月8日から全国公開されている主演映画『ゴールド・ボーイ』では、めずらしく殺人犯役を演じて新境地だと呼び声高いのに、こんなキモカワの境地をくねくねダンスで表現するなんて。これなら胸を張ってもう一度、まー君呼びができそうじゃないか!  毎週金曜日よる10時から放送されている『不適切にもほどがある!』第7話では、めちゃイケだけど、でもうっすらダサい感じも漂う美容師役でハイブリッドなゲスト出演をサラッと決める。どうせまたアカデミー賞級のストレートな演技を軽々と投下するんだろうなぁ。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ