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「そんなに細かいところまで?」“デートの請求書”を出してきた彼と別れを決意

キッチリすぎる彼にモヤモヤが増幅

悩みいつの間にそんな細かい計算をしたのかと不思議に思い、彼に聞いてみると、和泉さんがお手洗いに行っている間に計算したとのこと。 「彼にワリカンデートを提案したのは私ですし、何も悪いことしていないのですが…。あまりの細かさに閉口してしまいました。友人と飲み会でわたしが飲み過ぎたら多めに払う、などはしますが、この人と一緒に生活できるのかと考えると悩んでしまいます。毎日1円単位でいろいろ言われてしまいそうで」 帰り際にモヤモヤしてしまった和泉さん。帰宅してからもモヤモヤが止まらず、友人に相談。 彼からの連絡に返信するのも気が重くなってしまいました。 「友人に相談すると、彼女もお金にうるさい夫に辟易していました。付き合っている当時は『お金にしっかりした人』と前向きにとらえていたそうですが、毎月1円単位で生活費について問いただされ、嫌になっているそうなんです」

悩んだ末、別れを決意

彼のふるまいから、友人の夫のようになる未来が見えてしまったという和泉さん。悩んだ挙句、お別れすることを決意しました。 「お金にきっちりしていることは悪いことじゃないし、彼も悪気はないんですよね。ただドンブリ勘定のわたしと一緒に生活できるかとなると疑問です。結婚式の費用からケンカしそうで。違う人との出会いに賭けてみようと思いました」 彼とは別れ、また別の人と交際中の和泉さん。今は同い年で友達のような関係を築けており、お金のモヤモヤもないのだそう。 結婚とは、一緒に生活すること。お金など大事な部分の価値観が合うかどうかの見極めは大事かもしれませんね。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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