ペットショップで売れ残っていた大きな猫をお迎え。精神的に苦しい時期を乗り越える支えに
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.139】
「体調不良の時や心が疲れている時、そぼろは、いつも寄り添ってくれる。私のナイチンゲールなので、我が家では“ナイチン”と呼んでいます」
愛猫そぼろくんの大切さを、そう語るのは飼い主のsoraさん(@sorakurumi97)。立ち耳のスコティッシュフォールド・そぼろくんは8ヶ月もペットショップで過ごし、“ずっとのおうち”を待ち続けていました。
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娘さんが猫アレルギーであったため、動物を迎えることは難しいと思っていたsoraさん。しかし2014年、猫と同じ空間にいても体調が悪くならないほど娘さんの猫アレルギーが落ち着いたことから、猫を迎えたいと思うようになりました。
「でも、命を預かり育てることへのハードルが高く、勇気もなかなか湧かなくて……。この子だと思える子になかなか出会えなかったこともあり、2年ほど過ぎてしまいました」
そんな時、自身のお姉さんが一緒に暮らしていたスコティッシュフォールドと関わる中で、その愛くるしさに惹かれるように。
「もし、娘さんの体調が悪くなったら、引き取る」という気遣いにも背中を押され、お姉さんが愛猫を迎えたペットショップを訪れました。
そのペットショップは、個人経営。地域密着型で、卒業していったワンちゃんや猫ちゃんたちを連れた飼い主さんが何年経っても遊びに来ているようなお店でした。
「紹介やリピーターさんが多く、希望の子をあらかじめ聞いて探す形で経営されており、売れ残りの子はあまりいませんでした」
そこで出会ったのが、そぼろくん。店長さんに勧められたものの、子猫を迎えたいと考えていたsoraさんは少し残念な気持ちになり、その日は帰宅。しかし帰宅後、心境に変化が。
「小さな白いケースに8ヶ月もいて可哀想だなと思うと同時に、ひょっとしたら、私を待っていてくれたのだろうかとも思い始めたんです」
そんな気持ちを感じ取ったのか、家族はsoraさんの誕生日に、そぼろくんをお迎え。当時、精神的に苦しかったsoraさんは、夢見ていた生活が送れることに感動しました。
ところが、お迎え後は予期せぬ壁にぶつかることも。そぼろくんは警戒心が強く、手を触っただけで威嚇。なんなく抱っこができるものだと思っていたsoraさんは、接し方に悩みました。
娘さんの猫アレルギーが改善したことで、愛猫探しを開始
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