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“心の知能指数”が低いエリート男性が増加中。“親問題”をきっかけに判明した悪しきクセ

「この彼氏で本当にいいのか?」、再考のとき

ここまでの説明をすると、瞳さんは「20代の若者ならともかく、40代目前までそうやって生きてきたのなら、ここから人間的に成長するのって難しいかもしれませんね……」と感想を漏らしました。 まさに瞳さんの言うとおり。 そういった“逃げグセ”は一朝一夕で培われるものではなく、おそらく40年近くずっとそのスタンスで生きてきたのでしょうから、それまでの人生で染みついた性質をアラフォー男性が変えていくことは相当難しいこと。 40代からでも人間的に成長し、精神年齢が成熟して問題解決能力も上がっていくという人もいますが、逆にもうほとんど成長できず一生お子ちゃまなままという人も多いのです。 ですから瞳さんは、問題解決が苦手という要素も健治さんの本質の一部だということを現実として受け止めたうえで、本当に彼を生涯のパートナーとしてもいいのかどうかということを、改めて考えるタイミングなのかもしれません。 <文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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