アプリで女性の認知が歪み、ダメプロフィールにも気づけない
私は彼女に、プロフィールと写真の改善を提案しました。
「これはだいぶ上から目線で失礼なことを書いているから、この部分は
全削除で書き直した方がいいですよ。それにちゃんと顔が見える写真を使いましょう。顔出ししたくないならシークレットモードにして自分からいいねを送る方法もありますよ」
「でも、さばききれないほど『いいね』が来るんですけど」
「マッチングアプリはそういうものですよ。顔写真さえ出せば40代女性でもいいねは数百来ますよ。相手の男性だって数十人に『いいね』を送って、マッチングした中で仕分けしてますよ」
紗枝さんは、
結婚してからも家事育児を平等に分担できる男性が理想なのだそうです。
結婚相談所で2人の男性と真剣交際までいき、その後関係を解消しています。1人目は美沙さんが35歳の時に出会った年収400万円・32歳のダイキさん(仮名)です。
ダイキさんはラーメンやとんかつが好きで、野菜をあまり食べなかったそうです。家事力を聞いたら「外食だらけであまり自炊はしない」と言っていたため、家事育児を分担できなそうと思ってお別れを決意したとか。
一人暮らしの独身男性ががっつり系メニューが好きで自炊はあまりしないなんて、よくあることだと思うのです。
「男性も変わるかもしれないし、紗枝さんからお願いしたら料理も覚える可能性あるじゃないですか」
「そういう人もいると思いますけど、
確実に覚えるわけじゃないですよね」
それ以来、「家事力があること」も条件に入れて探すようにした紗枝さん。さらにダイキさんと交際中、出産して所得が下がった時に生活していけないような気がして、相手の年収条件も「600万円以上」にアップしました。