『虎に翼』で“最強の愛され男”を演じる31歳俳優。人気を爆上がりさせた“2つの条件”は
轟の“寄り添い”が素晴らしかったシーン
その表情からは、自分の正義感に反する花岡への憤りだけでなく、長い時間積み上げてきた花岡に対する友愛の情も感じました。下手をすると暑苦しく自分本位に見えてもおかしくないキャラクターの轟。脚本や演出の力もさることながら、ここまで好感度を爆上げしているのは、戸塚の功績といえるでしょう。
コメディセンス抜群! 戸塚が演じた“クセ強”キャラたち
なかでも、多くのドラマファンに注目されたのは『だが、情熱はある』(2023年、日本テレビ系)におけるオードリー・春日俊彰の役ではないでしょうか。 そもそも春日俊彰その人が、独特な風貌や代表ギャグ「トゥース!」など、インパクトの強いキャラクター。実在の“クセ強”キャラを演じるのは容易なことではないはずです。しかし戸塚は作品のなかで、「まさに、春日!」として存在していました。顔も体型も決して似てはいませんが、春日氏ご本人のもつ佇まいや在り方をリアルに再現しているのです。それは、戸塚の高い演技力と圧倒的コメディセンスがあってこそ!『虎に翼』の轟役でもその力は大いに発揮されており、登場回が楽しみでなりません。お願いだから退場しないで~!!
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