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妻に“不倫デートの現場”を押さえられ絶体絶命の夫。それでも離婚されなかった“意外な理由”とは

不倫夫にチャンスをあげた“意外な理由”

そして不倫相手の女性に隆也さんが電話をし、途中で志帆さんにも代わり「もう金輪際(こんりんざい)、うちの夫と関わらないと約束してください」と釘を刺しました。 「その女性には『ウザッ……』と電話を切られてしまいました。その態度から隆也に対する気持ちはさほどなかったのが伝わってきて、私はホッとしましたが、隆也は苦い顔をしていましたね」 そして隆也さんに「もう次やったら即離婚だから、これからは首の皮一枚でつながっているだけだと思って、信頼を取り戻すべく毎日誠実に生きてください。私ももう勝手にスマホを見るような卑怯なマネはしないので」と言い放つと、志帆さんはもうそのことには触れずにいつも通り笑顔で接するよう心がけたそう。 「それがかえって心に染みたのか、隆也はすごく反省したようで毎日早く帰ってくるようになったし、連絡もまめになり、家事もよくやってくれるようになったんですよ」 なぜあの時、夫にラストチャンスをあげようと思ったのかを聞くと、「隆也が彼女との待ち合わせの“15分前”に現れたからなんです。もし私と同じ30分前だったら、もう別れていたかもしれませんね」と微笑む志帆さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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