そんなある日、山中さんに悲劇が訪れます。
「天気の良い休日、ランニングの練習会に参加していました。参加者は20名ほどでしょうか。ランニング前にコーチを囲んでみんなで輪になり準備運動をしていたんですけど、足を広げて前屈になるストレッチを結構長い時間をかけてしていました。私は何の違和感もなくやっていたんですが、仲間が後から『
ランニングパンツの股の隙間から、見えてたよ。毛が……』って教えてくれて(笑)」

その仲間は山中さんのちょうど斜め前に対面になって座っていたからこそ気づいたそうでした。彼女以外の参加者が気づいていたかどうかは、定かではありません。
「
ダイエットの成果で、履いていたランニングパンツはかなりサイズダウンしていました。まだ履けると思って、少しブカブカでも気にせずに履いていたのが良くなかったですね」
まさか、股の隙間までスカスカになって中が全開になるなんてことは、すっかり盲点だったと話します。
「デリケートゾーンの毛の処理を怠ってしまっていた、最悪なタイミングのできごとでしたね。
夏も終わったしもういいかなと放置してしまっている自分がいたのも事実です。下着が見えただけならまだしも、毛がオープンになってしまっていたなんて、めっちゃ恥ずかしい!」
それ以降、山中さんはランニングパンツのサイズを見直したことはもちろん、デリケートゾーンの処理も日々怠らないように気をつけるようになったと話します。
ダイエットなど目に見える部分は気にしていても、目に見えない部分は見逃しがち。夏に向けて、普段見えない部分のケアも怠らないように気をつけたいものです。
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<取材・文/萩ゆう イラスト/やましたともこ>
萩ゆう
住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ。