女性配達員の“恐怖セクハラ体験”。パンイチ男が「ねえ、そろそろ…」
門を開けると「不法侵入!」
女性配達員の恐怖体験
最後は、ユウジさんの仕事仲間の女性、カワダさん(仮名・33歳)の体験談です。
女性の配達員はあまりいない業界のため目立つ存在でしたが、もともと柔道をしていて体力もあり、男勝りな性格のためそつなく仕事をこなしていたカワダさん。
ある日、男性のお宅に荷物を届けに行くことに。その男性は20代くらいで、よくネットショッピングの荷物を届けていたため配達のたびに「お疲れさまです」「今日も暑いですね」などと話しかけてくれていたそうです。
その日もいつも通りに荷物を届けると、玄関から出てきたのは上半身裸でパンツだけ履いた男性の姿。
「最初はびっくりしましたが、暑い日だったので『そんなこともあるか』程度に思いながら荷物を渡しました。すると、グイッと近寄ってきて『ねえ、そろそろ連絡先教えてよ』『お姉さん、俺のことどう思ってるの?』とセクハラのようなことを言われました。
普段はおとなしい感じの男性だったので急に人が変わったようで驚きましたが、冷静に『次の配達があるので』と振りほどいて必死に逃げましたよ」
その後、カワダさんは上司に相談して配達担当の地区を変えてもらったそうです。ドラマやマンガでは「配達員と……」なんてシチュエーションもありますが、現実にそんなことあるわけないですよね……。
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<取材・文/nami イラスト/ズズズ@zzz_illust>nami
3人の子をもつママライター
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