「学生時代特有の空気」が怖かった…体育祭のフォークダンスで心がズタズタになった理由<漫画>
『実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』『女(じぶん)の体をゆるすまで』で知られる漫画家・ペス山ポピーさんが改名し、スタニング沢村さんとして上梓した初の創作漫画『佐々田は友達』(文藝春秋)は、主人公の佐々田と、陽キャの女子高生・高橋優希を中心に、周囲の人物それぞれの視点から日常を丁寧に描いています。
1巻のラストでは、佐々田が「男の子として生きていきたい」と思っていることが明かされました。2巻では、浪人生の小野田との友情を温める様子や、オタクの前川と陽キャの高橋の関係性などが描かれています。
今回は、著者のスタニング沢村さんに、男性との友人関係で傷ついた過去や、小野田くんのモデルとなった少年との友情、またトランスジェンダーとして学生生活を送ることの辛さなどについて聞きました。
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