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高熱で苦しむ私に「ビーフシチュー」を作った彼。「食べられない」と言うと…“信じられない暴言”が返ってきた

限界を超えた瞬間。彼の“許せないひと言”

弱った体にさらに負担がかかってしまった美佐子さんが、ごちそうさまと伝えてフラつきながらまたベッドに向かおうとすると「なんで『忙しい中作ってくれてありがとう! すごく美味しかった』とか言えないの? 感謝の気持ちがないってこと?」とさらにグチグチ言われてしまい……。 喧嘩をしている男女カップル「普段あまり怒らない私も、さすがにイラッとしましたね。だって洋介は普段、その日の気分で、私の料理を食べなかったり残したり平気でしていたんですよ? しかも体調の悪い私のために作ってくれたんじゃなくて、自分がチヤホヤ褒めてほしいから作っただけだったの? という感じで」 美佐子さんが「だったら私にも毎日そうやって感謝してくれてもいいんじゃない?」と言い返すと「俺の料理はたまにしか食べられないからレアだけど、美佐子の料理は当たり前に毎日食べられるしそんな価値ある?」と言われてしまったそう。 「ふざけるなと思いましたね。『私だって体調が悪いときや気分が乗らないときがあって、それでも毎日自分を奮い立たせて一生懸命料理を作っていたのに! 久々にビーフシチューを一回作ったぐらいで何を偉そうにしているんだよ!』とついにこっちがブチ切れてしまい、大喧嘩になったんです」

積み重なった不満が爆発し、家を出た

激しい言い合いの末、「感謝の気持ちがないのはそっちだろハゲ! 二度とその顔を見せるな!」と啖呵(たんか)を切り、美佐子さんは家を飛び出しました。 「料理をすること自体は好きだし、もちろん私も食べているのでいいんですが……息抜きがなかなかできなくて。鬱憤(うっぷん)が溜まりに溜まったところでの『俺の料理はレアだけど、お前の料理は価値がない』発言で、私は爆発しちゃったんですよね。 自分の口からあまりにスムーズに言葉が出てきたことで、『あぁ私は、毎日の料理がずっと負担に感じていたし、彼の感謝の気持ちが伝わってこないことにイライラしていたんだな』とやっと気づけました。 あと、ずっと洋介の頭頂部が薄くなってきたことを『触れてはいけない』と思い黙っていましたが……ついぶちまけちゃいましたね」 実は当時、たまたま出張中の女友達に、ペットの熱帯魚に餌をあげてほしいと頼まれて部屋の鍵を預かっていた美佐子さん。彼女の了承を得て、しばらくそこに寝泊まりさせてもらうことになったそう。
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復縁の泣きつき。でも彼女の答えはひとつ
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