若返りプログラムに入る前に、現在の老化具合を確認しましょう。本書に載っているCHECK項目は4つ。ここではふたつ紹介しますね。
CHECK 01
腕を肩の高さまで上げて、ひじを90度に曲げる
・両腕を肩の高さまで上げて、ひじを90度に曲げる。このとき、手のひらは外側を向くように。
※NGポイント
この体勢がしづらいという人は、胸、脇の筋肉がかたまり、背中、肩甲骨辺りの筋肉を、普段うまく使えていません。そうなると姿勢が悪くなり、顔のたるみにもつながります。
CHECK 02
タコの口をつくり、口を左右に動かす
・唇をすぼめて突き出すようにしたら、その状態をキープしたまま、唇を左右に動かす。
※NGポイント
この動作がしづらいという人は、口のまわりにある口輪筋が弱っている可能性が!この筋肉が弱ると、ほうれい線やたるみなどにつながります。
私もやってみました。まずCHECK 01。腕の上がりがぎこちなく、肩こりを痛感しましたがなんとかクリア。
CHECK 02は意外に難航。口をすぼめることで、顔の筋肉が動きづらくなるのです。ここ数年のマスク生活の名残でしょうか。表情が乏しくなり、顔も強張っているのかもしれません。
老けて見られてしまう原因ナンバーワンは、やはりほうれい線ですよね。この悩みが本書の「咬筋剥がし」で解決するのです。「歯ぎしりや顎関節症の改善」にも効果が見込めます。
★咬筋剥がし

1 口を半開きにして咬筋をつまむ
口を半開きにした状態で、左手で右の咬筋をつまむ。親指は頬骨の下、人差し指はあごの骨のつけ根辺りに。

2 手を前後に動かす
1の状態をキープしたまま、手ごと前後に動かし、咬筋を剥がす。
※左右それぞれ1秒間
とても簡単で、片手間にできます。が、さりげなく痛いです。特に頬骨の下がゴリゴリして、こちらもかなりのこりを感じました。
これを続ければ、じょじょにこりもなくなるのでしょうか。ほうれい線が少しでも薄くなるのを期待して、痛みに耐えようと決意しました。