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「こんな若い子連れて…」の意味に絶句。アプリの“35歳男”の身分証を見て、高級ホテルから逃走した理由

ホテルで身分証を盗み見ると……

嘘だらけのプロフィール多少の違和感を抱きつつもホテルにチェックインして、先に蓮さんがシャワーを浴びました。 「その時につい、蓮さんがプロフィールで身長を盛っていたことを思い出し、もしかしたら『かっちゃん』ていうのが本名で、『蓮』というかっこいい名前が偽名? と思いついてしまい、いけないことだとは分かりつつ、蓮さんのお財布の中身をチェックしてしまったんです」 するとマイナンバーカードが入っていたので見てみると……。 「私が聞かされていた名前とは違っていました。そこには『かっちゃん』とあだ名がつくだろうなという下の名前が書いてあり、騙されていたことが分かりショックを受けましたね」 そしてさらに、マイナンバーカードに載っている顔写真が白髪だらけでほうれい線も深く、今の蓮さんよりかなり老けていたそう。 「嘘でしょ? と思いふと生年月日を見てみたら、なんと実際は45歳だったことが判明したんですよ! まさか10歳もサバを読まれていたなんて……。だからさっきのおじさんが『こんな若い子連れちゃって』と言っていたのかと腑に落ちましたね」

ホテルを脱出してLINEもブロック

樹里さんは、急に蓮さんのことが得体の知れない不気味な存在に感じて怖くなってきてしまい、どんどん鼓動がはやくなり冷や汗が止まらなくなってしまいました。 「気がついたらホテルを飛び出してタクシーに乗り込んでいましたね。ていうか45歳のかっちゃんて誰なの? という感じでLINEをブロックし、とにかく逃げてこられて良かったとホッとしたんですよ」 実は最初のデートの時に蓮さんは大手企業に勤めていると語っていたのですが、それも本当なのか怪しいそう。 「白髪を染めてヒアルロン酸かなにか打っているのか分かりませんが、本当に若く見えたのですっかり騙されてしまいました。でも今思うと『はい優勝〜』とか無理して若者言葉を使いたがる割に、使い方が間違っているというか、微妙にニュアンスが違うなと感じたことがあったんですよね」 樹里さんはそれ以来、マッチングアプリをやめてしまいました。 「男性のプロフィールが全く信じられなくなってしまい、アプリはもう懲り懲りです。もう絶対に素性のはっきりした男性じゃないと、デートするのも嫌ですね」とため息をつく樹里さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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