『“KINGDOM”』は、『“ECHOES OF DUALITY”』千秋楽から5か月間しか間隔を置かずに開催される。2025年11月10日に15周年を迎えるからには、これくらいの荒技で、どどんと大胆にといった意気込みを感じる。
では、14周年ツアーだった『“ECHOES OF DUALITY”』が、15周年のためのほんの橋渡しくらいの役割だったかというと、これがもう全然そうじゃなかった。
ツアータイトルのアルバム『ECHOES of DUALITY』を引っ提げて組まれたセットリストは、新曲を引き立たせる構成やライブ全体の演出があざやかにアップデートされ、『“KINGDOM”』開催までの力技が可能であることを示した。
デビューからこれだけの年月が経てば、そりゃ多少の既視感も紛れ込むライブになるでしょなんて侮ってはいけない。アルバムのリード曲「DEVELOP」をオープニング曲として最大効果を出しつつ、まだこんな新しい挑戦ができてしまうのかという驚きと高揚が、相乗効果で押し寄せる壮麗なステージングだったからである。