
画像:福井のすごい若旦那|山口高澄 Instagramより(以下同じ)
山口「
見どころもたくさんありますが、福井県は旅館そのものを楽しむこともできるんです。あわら温泉もそうなのですが、場所柄、敷地の広い旅館が多いです。グランディア芳泉も7000坪の敷地を誇っています。
広々としたお庭に面したラウンジで、
オールインクルーシブになっている施設も多く、そこではちょっとしたお菓子や軽食、ドリンク類も全部無料で楽しめます。広々とした施設でゆっくり過ごして、好きなときに温泉に入って、好きなものを好きな時に食べたり飲んだりするのもいいですよね」
――温泉の特徴はありますか?
山口「あわら温泉に関して言うと、現在15軒の温泉旅館が組合を形成しているのですが、
74本の源泉がそれぞれの旅館に分配されています。これはなかなか珍しいことです。多くの温泉郷では源泉を組合が一括管理していますが、あわら温泉では各宿がそれぞれ違う源泉を持っているんです。
ですから、よく冗談で『あわら温泉は15泊してもいいくらいですよ』とお客様にもお伝えしていますが、宿ごとにいろんな泉質を楽しむことができます」
――それぞれの温泉を巡るのも楽しそうですね。
山口「泉質は単純アルカリ性成分で、別名『美人の湯』とも言われています。無色透明でなめらかで優しい湯触りが特徴です。老若男女に優しいお湯で、入れば間違いなくリラックスできますよ。
また、あわら温泉の街の中心には屋台の連合体『屋台村』があります。ここでは福井県の名物がたくさん味わえますので、温泉を巡りながら福井の名物を食べ歩きするのも楽しいと思います」