若い頃に不倫した42歳女性が「ぜんぜん結婚できない」単純な理由。後悔しても戻れない
こんにちは。これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
女性で婚活する方が多いのは30歳前後の方々です。友人知人の結婚出産にも影響を受けますし、「30歳までに」「35歳までに」といった節目が近づくタイミングで自分のライフプランを考えてパートナー作りを始める方が多いのでしょう。
しかし、40代になってから婚活を始める方もいらっしゃいます。広告代理店勤務の女性・美香子さん(仮名・42歳)に、その事情を聞いてみました。
美香子さんには副業でもクライアントがいて、お仕事は充実しているそうです。これまでWEB業界、SaaS業界で働いた経験もあり、インフルエンサーマーケティング事業の立ち上げなどにもかかわってきた彼女は、爪も髪も隅々まで手入れが行き届いた女性です。
学生時代の彼氏と社会人になっても付き合っていたものの、保守的な彼は仕事を楽しむ恋人への理解があまりなさそうでした。やがて美代子さんの仕事が忙しくなってすれ違いが生じ、お別れします。その時に、「仕事と恋愛はゼロサムの関係で両立がしづらい」と思ったそうです。
「その頃の私はなんか変に意識が高くて、結婚って制度に疑問を感じてたり、自分には向いていないと思ってたところがあります」
とはいえ明確に独身主義だったわけでもなく、あまり深く考えてはいなかったそうです。当時は合コンも多くよく誘われたため、特に出会いに困ることもありませんでした。
数ヶ月だけ付き合った男性はいたものの、それ以上深く付き合う彼氏は現れないまま30代になりました。今でこそ転職は一般的になりましたが、30歳になるころ美香子さんは3社目で働いていました。
「30歳の頃にいた会社は、メンバー100人ぐらいのベンチャー企業です。独身ばかりではなかったと思いますが、未婚既婚や年齢を詮索したり気にしたりする雰囲気はありませんでした」
新しいプロジェクトに関わり、旅行飲み会などの誘いも多く、寂しいと思うこともなかったそうです。そしてある時、プロジェクトで同じチームになった4歳年上の男性と親しくなります。
お互いに異性として意識しはじめて、一線を越えてしまいました。
二人で仕事帰りに食事することもあり、週3ぐらいで飲んでいたため、美香子さんは相手のことを当然独身だと思っていたそうです。
ところが、2人で会った時にこんなことを言われてしまいます。
「結婚って意味あるの?」結婚に興味がなかった20代
4歳年上の同僚男性と一線を越えてしまった
