
目元を強調したときに口元に淡い色のリップを塗って、引き算を心がけるのがこれまでのスタンダードでした。
けれど、肌のくすみが気になる40歳以降は血色感の足りない淡い色のリップは老けて見える原因になっていることに気がつきました。
また、淡い色のリップは顔の下半分が締まらない印象に見え、間延びしたように見えることにも気がつきました。
現在は目元とバランスを取りながらも、血色感があって顔色がパッと明るく見えるリップを塗るように。かえって若々しくイキイキと見えるようになったと感じています。
製品によっては化粧下地やファンデーションを均一に塗ることがパッケージなどに明記されていることがあります。

ですが、顔を立体的に見せるためにも、主にカバーしたい悩みが目の下に広範囲にあることを考えてみても、化粧下地やファンデーションを均一に塗るのは老け見えの要因になると感じました。
そこで、化粧下地もファンデーションも最もカバーしたい目の下に多めにのせ、そこから外側に向かって塗り広げていくようにしました。
すると、フェイスラインに向かって徐々に薄くなることで立体感が出て、以前よりも若々しく美肌に見えるようになったと感じています。
メイクすると老けて見える要因のひとつに、首と顔とで色の差が出ることもありました。つまり、顔だけくっきり白いとオバさんっぽくなってしまうのです。
それをシェーディングで調整する方法もありますが、シェーディングの色選びに失敗すると、入れたのが丸わかりで残念な印象に見えてしまうことも。
そこで、思いついたのが、自前のシェーディング。フェイスラインに化粧下地を塗ってもファンデーションを塗らないことで首と顔とで色の差を出さずにメイクできるようになり、老けて見えるのを回避できるようになりました。