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子どもの「社会性」が身に付くうえに親も楽しめる“稀有なエンタメ”開発者に聞いたおすすめ7選

【6歳~大人】『ゆっくり行こうぜ!』(2~4人用)

所要時間:15分 ルール難度:2.わかりやすい
ゆっくり行こうぜ!

ゆっくり行こうぜ!

「小学校1年生くらいになったら、ファミリーでやっておくべき名作ゲームです。 カタツムリのコマが野菜畑のコースを進んでゴールを目指す、すごろく的なゲームですが、先にゴールした人から脱落させられるんです。つまり、もっともゆっくり進んで最後までコースに残った人が勝者です。 それぞれ野菜が描かれた手札を持っていて、手札を出すことでコース上の野菜のマスまで飛ぶことができます。また、他の人を押して進めさせるカードがあったりするので、『ちょっと押さないでよ!』とやり取りが生まれたりします。どうすればゆっくり行けるのか、考える力として年齢的にちょうどいいゲームだと思います。しかも所要時間が15分くらいなので、飽きずに楽しむことができます」

【6歳~大人】『サイトシーイング』(2~4人用)

所要時間:25分 ルール難度:2.わかりやすい
サイトシーイング

サイトシーイング(写真提供/すごろくや)

「これは絶対におすすめしたい、6歳以上にベストなゲームです。ドイツの最高のメーカーHABA社の名作で、絶版状態からすごろくやの『HABA名作ゲーム復刻シリーズ』として復刻しました。 ヨーロッパの地図上のいろいろな国と国が道路でつながっており、1台のバスを皆で交代で動かします。参加者はそれぞれ“秘密のカード”を持っていて、一人ひとり目的地が違います。自分の目的地は、他の人には秘密です。自分の目的地にバスを到着させることを目指すゲームです。 自分の順番がきたら、袋からチケットを引いて、その指示通りに動かします。道路が分岐している時は、どっちに進むか自分で選ぶことができます。バスの動かし方で他の人の目的地を予想して邪魔をしたり、自分の目的地から遠いところにバスを動かされて“ギャー”っとなったり、ドキドキしながら自分の狙いを達成していきます。ゲーム本来の楽しみを味わうのに、とてもいいゲームだと思います」
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小さい子どもに合わせた遊び方にアレンジしてもOK
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