「夫が全然気がつかない…」察してくれない夫にイライラする36歳女性。ちょっとしたことで幸せな夫婦生活を取り戻したワケ
どう伝えたらいいの?
では、どうすればいいか。察してくれないなら 「言葉で伝える」ことが重要です。
ただし、伝え方にコツがあります。NG例とOK例を比較してみましょう。
NG例(意図が伝わりにくい)
×「今日は洗濯物が多いな」(=干してほしい)
×「料理して片付けもするの面倒だな」(=片付けてほしい)
→これでは、伝わりません。「そうなんだね」で終わってしまいます。
OK例(理解しやすい)
○「洗濯物、今干してもらえるとうれしい!」
○「料理を作るので、後片付けをお願いできる? してもらえると助かります!」
→「やってほしいこと」が明確に伝わります。さらに「感情」をセットにして伝えることがポイントです。
夫側は「自分の行動で妻を喜ばせることができる」と実感すると、やる気が出る傾向があります。そのため「助かる」「うれしい」「ありがたい」という言葉をプラスすると、より効果的です。
アドバイス通りに実践してみたら…
祥子さんは、筆者のアドバイスを受け、夫に具体的にリクエストすることを意識してみました。
すると……
「言えばすぐ動いてくれるようになった」
「伝え方を変えただけでイライラが減った」
「夫も『これで合ってる?』と確認してくれるようになった」
「これまで、『普通こうするでしょ』『こちらからわざわざ頼まなくても察してほしい』と思って悩んでいたのは無駄だったと気づきました」
そして、そのことがわかってから、あんなにも喧嘩ばかりだった夫との仲が良好になり、「この人と結婚して良かった」と心から思えるようになったそうです。「察してほしい」が自分と夫の精神をすり減らしてしまっていたことにも気づきました。
「察してほしい」をやめると夫婦関係が変わります! 下記の2つの真逆なスパイラルをぜひ頭の片隅にでも置いてみてください。
×言わない→イライラする→夫婦関係がギクシャクする
○伝える→夫が動く→お互い気持ちよく過ごせる
ちょっとした違いで、夫婦関係がぐっと楽になりますよ。
<文/こめだゆき>こめだゆき
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。ブログ、Instagram:@komeda.yuki
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