59歳と63歳、大物俳優2人のラブコメに「共感しかない」理由。年齢を重ねた“面倒な大人たち”が愛しい
完璧ではない私たちに響く、珠玉の名台詞
筆者が29歳だった13年前は「なるほど、そうか!」と感銘を受けましたが、40歳を過ぎて観返すとしみじみ聞き入ってしまう。そんな風に、観返すたびに台詞の受け取り方や響くシーンが変わるのも、本シリーズにファンが多い理由ではないでしょうか。何年経っても色褪せることなく、新鮮な気持ちでときに笑い、ときに涙してしまう作品なのです。
不器用なすべての大人たちの教科書
千明と和平がお互いのことはもちろん、周囲の人たちの想いや価値観を、会話を重ねながら、受け止めて許容していく姿も理想的。ほかの登場人物たちがふたりを慕う気持ちにも、共感しかありません。恥ずかしくなるような失敗をすることも、悩むことも、不安なこともいっぱいあるけれど、千明と和平はそれでも日々を“ファンキー”に生きていくのです。 そんなふたりを観ていると、年齢を重ねることは決して悪くないと思えてきます。観るときどきの自分と照らし合わせながら、何度も何度も勇気をもらえるのです。 ※以下、第2期『続・最後から二番目の恋』の結末についてのネタバレを含みます。
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